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株式会社ライフ サポート

駆血法の効果

 

文献等調査結果(添付資料参照)に示すように諸外国では、1990年代の初め頃からRemote ischemic conditioning(遠隔虚血状態、駆血を意味する)又はpreconditioning(前状態)として動物実験が開始されている。逐次人に応用された研究が実施されている。
夫々の諸外国の駆血治療は、主として心筋梗塞患者の経皮的冠状動脈治療前に、血圧計カフを用いて5分間加圧、5分間除圧の回数を4回~5回実施することが主流である。その効果は文献に示すように追跡調査の結果、その後の心疾患の発生を51%低下させ、死亡率を約60%減少できるとしている。
また、下肢の血流障害者の治療として、駆血に類似した装置が開発され、治療に使用されている。
一方我が国においては、文献9に示すように初めて駆血治療を導入されたのは、ふく田整形外科病院で、多数の整形外科疾患の治療実績があることが示されている。
駆血の効果のメカニズムは文献等から次の様に取り纏めることができる。
1)    体液性物質の分泌による冠状動脈の拡張作用
2)    交感神経緊張による(カテコールアミンの分泌)筋肉内の毛細血管の拡張作用
3)    四肢の血流改善による患部の修復作用
4)    身体の一部が低酸素状態になると内因性の防護システムがスイチオンして、各疾患部位の修復作用が賦活する作用
駆血は整形外科領域のみならず、心筋梗塞、腎疾患、脳梗塞等に対して非侵襲的な治療法として簡便で、又安全性も高い方法であることは言うまでもない。
また、疾患の治療以外にもスポーツの分野でのトレーニング前のWarming Up
運動のできない高齢者や、サラリーマン、運動の嫌いな男性、女性に対して、交感神経の緊張をもたらすので運動実施と同様な効果がもたらされ、健康維持向上に有効でると言える。
今後の課題としては、治療対象、運動の代わり、スポーツ前のWarming UP等のために駆血時間、再灌流の時間、回数等の設定をはかる必要がある。
幸い現在駆血装置が全国に販売展開されており、治療の分野、スポーツ指導者、健康管理実施者等からの情報が提供されることが期待される。

VRC駆血の効果

VRCカフを用いての駆血(脈動表示装置で判定)、開放を繰り返すことにより、以下の生理的変化が生じる。
1. 交感神経の緊張  駆血により、交感神経が緊張し、代謝亢進(運動した時と同じ)し、体温も上昇する。(これは実際に筑波大学で実験証明されている。)
2.大脳での神経反射作用 駆血した以外の部位の血流量が増加する理由は、駆血した部分より虚血があることが,求心性に発せられ、脊髄、脳レベルで駆血部位への血流量を増やそうとして、αブロック作用(交感神経のアドレナリン受容体のα受容体のみに遮断作用)が全身にかかり、全身の血管拡張が発生する。またβ刺激作用(アドレナリン受容体に結合して活性化させる)で心拍数や心拍出量などが増加する。この様に駆血した部位以外の血流量が益々増える。更に駆血した部位の代謝産物として一酸化窒素が蓄積し、これにより、平滑筋である血管の動脈を拡張(駆血以外の血管より駆血部の血管が拡張)させ、駆血、開放により駆血部位の血流が増加する。
3.ホルモンの作用 駆血部のストレス反応により、副腎からアドレラリン、ノルアドネラリンの分泌が高まり、心拍数、心拍出量が増加し、駆血部以外の血流が増加する。 また、実際に測定した結果成長ホルモン(HGH)の分泌も上がる。